子どもたちの将来の夢は
子どもの将来の夢というのは、その年によって毎年変わることが多いです。
去年な電車の運転手になりたいと思っていたはずなのに、翌年の文集ではサッカー選手になりたいと書いていたり、その時々によって変化していきますが、中でも人気のある職業というのは割りと決まっています。
男性であれば、前述したサッカー選手や野球選手など、スポーツ選手を目指す子が多いようです。
サッカーや野球は、少年スポーツとして、かなり本格的にやっている子が多いので、プロのスポーツ選手と触れ合う機会も多かったりして、将来の夢とするのに逆に現実的なのかもしれません。
女子の場合は、モデルやアイドルになりたいという子が多かったり、ケーキ屋さんやピアノの先生になりたいという子、フィギュアスケート選手になりたいという子も多いようです。
モデルやアイドルも、最近ではかなり身近な存在になってきましたので、頑張れば手の届く将来の夢でもあります。
お菓子屋さんやケーキ屋さん、花屋さんなどは、昔から女子に人気のある職業の代表ですね。
今でもその人気は衰えず、特にパティシエが流行しているということもあって、ケーキ屋さんになりたいという女子は多い様子。
保育士の仕事も人気
そのほか、幼稚園の先生や保育士の仕事は、かなり人気のある職業のひとつです。
自分たちが幼稚園や保育園で先生にかわいがってもらった経験があったり、それらの施設で小さい子の面倒を見ているときに、「自分も先生になりたい」と思うのかもしれません。
文集などを見ていても、クラスに必ず1人は保育士になりたいという子がいます。
共働きの家庭では、平日は家族と過ごす時間よりも、保育士と過ごす時間のほうが長かったりするので、第二のお母さん的存在です。
そして保育士の先生は、ときに家族よりもやさしく、明るく接してくれるので、保育士との思い出は大きくなっても忘れていない子が多いのだとか。
保育士の仕事は、子どもたちのお世話をするとてもやりがいのある、素晴らしい仕事です。
しかし、雇用条件があまりよくないところが多く（自治体の予算がないために給料までに予算を費やすことができないといわれています）、かなり人手不足だったり、激務となっている園も少なくありません。
こうしたことを考えると、親御さんとしては子どもが保育士の道に進むことが少し心配になってしまうかもしれませんね。