大学受験へのとりくみ

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社会に出る前の最後の大イベント

高校生活で終わりの締めくくりとなる大イベントが大学受験です。
ここまで来ると、子育ても本当にもうそろそろ終わりなんだなぁと感じる方も多いですよね。
子供への関わり方も乳幼児期とは大きく異なっています。

適度な距離感を保ちつつ、親と子それぞれが一人の人間であることを尊重し、いろいろな面でサポートしていけたらいいです。
子育て 受験情報で気になる、現在の高校生の大学・短大進学率は60%ほどとなっているようです。

どのような特色の高校に通っているのかにも大きく左右されますが、高校卒業後の進路として「進学」を選ぶ人は多いと言えるでしょう。

受験勉強は大事!

目指す進路へ進むためには、やはり受験勉強が必要になることも多いようです。
「勉強したくない」という一時の気持ちから、「受験しない」「進学しない」と決めてしまう子供もいるようですが、本当にそれでいいのか、親としては気になるところですよね。

もちろん、その他にしっかりと自分の目標を持っている場合はいいんですが、そうでない場合は、ちょっと心配になってしまいます。
高卒と大卒で何が変わってくるのか、どういう風に自分の人生が広がっていくのか。
話してあげるのは、親が出来るサポートのひとつとなるでしょう。

さて、大学受験について考えたときに、その後のスケジュールを考えて、手続きや決定をしていくことが必要となります。
大学受験は、どういった大学を志望校とするのかによって、スケジュールもその対策も大きく違ってきます。

大学受験のために

また、大学の学部も、今本当に様々です。
できれば、その大学に行った後の自分の人生についても考えながら、志望校を選ぶことができるといいのでは、と思います。
何を勉強するために大学へ行くのか。
その大学で資格などは取れるのか。
卒業後の進路はどのような道に進む人が多いのか。

また、就職活動支援などは充実しているのか、なども考慮するといいのではと思います。
志望校は遅くても高校3年生の中頃までには決めたいものです。

それ以上遅くなってしまうと、志望校に合わせて勉強を進めていく時間も少なくなってしまいますし、その後の手続きもバタバタしてしまいそうです。
親として、それとなく、子供に聞いてみるのもいいかもしれません。
大学受験のための勉強は、志望校に合わせて進めていくのが一番です。

なぜなら、志望大学、志望学科によって、受験する科目が異なってくるからです。
志望校を決定しないまま受験勉強をしていくと、受験科目にないものを一生懸命勉強していた…なんて無駄なことにもなりかねません。

まず志望校を決め、そしてその受験科目や合格最低点をチェックしてみましょう。

それをもとに、どこが苦手でどういった勉強をしていけば、学力が付くのかを考えていくのが良いと思います。
受験勉強を効率よく進めていくためには、予備校や家庭教師といったものを利用するのもひとつの方法です。

利用する場によって金額はまちまちですが、多くの科目を学べば、それだけ費用も高くなるのが普通です。
金銭的な余裕がある場合は、「とりあえず通う」と言った方法でもいいかもしれませんが、その後、受験費用、入学金、授業料などがかかってくることを考えると、「とりあえず、なんとなく」というのは賢い方法ではないのかもしれません。

どの科目が苦手で、予備校・塾に通った方がいいのかなど、子供とよく相談して決めるのもいいと思います。