お箸の持ち方講座

hashi

お箸を使える年齢はどんどん下がってきている

お箸の持ち方について、昔は未就学児のころはお箸が使えなくても特に気にならず、小学校に入って少しずつ使えるようになればいいやという感じでしたが、
今はかなり低年齢からお箸をしっかり使える子が増えてきていますので、できるだけ我が子も早いうちからお箸を使えるようにしてあげたいもの。

しかし、あまり早いうちから教えようとすると、変な癖がついてしまって正しく使えないまま、大きくなってしまうということも少なくありません。

また一度間違った使い方を覚えてしまうと、その癖を直すのはかなり難しいといわれていますので、お箸の持ち方については慎重になりたいもの。

子どもにお箸を教えるときは、まずは1本ずつ持たせることから始めるとスムーズだといわれています。
1本の箸を、えんぴつを持つように正しい位置に持たせ、動かすことに慣れさせるとよいようです。

その後もう1本を持たせて、練習をするように段階を踏んで練習させてみましょう。

大人はまったく意識をせずに箸を使っているので、気にすることがないかもしれませんが、正しいお箸の使い方として、下側の箸は動かさないというものがあります。
お豆などをつまむときでも、上に位置している箸を動かし、下の箸は一切動かしません。

子どもに箸の練習をさせるときも、下の箸が動いていないかどうかをチェックしてみましょう。

トレーニング用箸のメリット、デメリット

小さい子が箸の練習をするために、箸に輪のついたトレーニング用のお箸が販売されています。

輪の部分に指を入れることで、安定して箸を使えるようになることを特徴としていますが、このお箸は、子どもによって賛否両論あるようです。

トレーニング用の箸にもいろいろな種類があって、ただリングがついているだけだと、箸がクロスしてしまったり、上手にものを挟むことができないなど、トレーニング用としての用途を果たすことができないものもあるようです。

エジソンのお箸は評判がよく、使い始めたらその日のうちに正しいお箸を使うことができるようになっていたという口コミも多数。

商品によって、またその子どもによって、合うトレーニング箸があるようですので、ひとつを使って上手に使えるようにならなかったとしても、いろいろなお箸を試してみることで、しっかり使えるようになるようです。

お箸のトレーニングには、すごく難しそうに見えて、子どもがやる気になってくれれば、意外と早い段階でできるようになってしまうケースも多いです。

食べることが好きな子は、やはり比較的覚えるのも早いですし、唐揚げなど重さのあるものを挟めるようになるには、ある程度握力を必要としますので、男の子のほうが重いおかずを挟めるようになるのは早いといわれています。