高校受験について

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高校受験を突破する

首都圏などでは中学受験もかなり一般的になってきていますが、それでもやはり「子育て 受験」というのを
「高校受験で初めて体験する」という方は多いのではないでしょうか。

一生懸命子育てしてきた子供の、
最初の高い壁ともなり得る「受験」ですが気になるところも多いですよね。
ここではそんな「高校受験」についてざっくりとまとめてみました。

高校は義務教育ではないとはいえ、現在の高校進学率は95%以上となっています。
ほとんどの中学生が高校受験を経験して、高校生になるという現実を考えると「高校受験突破」はそんなに難易度が高くないと思うかもしれません。
ですが、本当に自分の希望する学校への進学という目標をかなえるためには、やはり努力をしなくてはいけません。

公立高校の受験

公立高校の時、試験は2月の初めごろに「推薦入試」。
そして、2月の終わりごろに「一般入試」が行われます。

またその後、一次募集で定員一杯にならなかった場合に、二次募集がおこなわれることもあります。
一次募集で、すでに公立の高校への合格が決まっている場合、二次募集には出願できません。

また、二次募集で合格することは、一般的に一次試験よりも難しくなると言われています。
そしてさらに、定員割れしたすべての学校で行われるものとも限らないので、「希望する学校は一次試験ですべてを出し切る!」というのが基本になりますね。

私立高校の受験

私立高校の場合は、単願と併願という二種類の方法があります。
単願は、「その私立高校に合格すれば、必ず入学する」という意図で受験するケースになります。
「この私立高校に行きたい!」という明確な気持ちがあれば、この方法で受験するのが良いでしょう。

併願に比べて合格ラインも低く設定されることが多くなっています。
併願とは一般的に、公立高校を第一志望とし、「すべり止めとして私立高校を受験する」という方法になります。

この場合、公立高校に合格すれば、私立高校には入学辞退をすることとなるのです。
こういった場合、単願に比べて合格ラインが、
引き上げられることとなりますが、公立高校一本では不安…といった場合、この併願のシステムは非常にありがたいです。

受験に慣れておこう

一般的に私立高校の方が早く入試日程をとっているので、私立高校受験で一度「受験の雰囲気」というものを体験したうえで、本命の公立高校の受験に挑戦するということも可能になります。

より実力を発揮するためにはいい方法であると言えるかもしれません。
公立高校、私立高校どちらにも設定されているのが、「推薦入試」という方法です。
ですが、公立なのか私立なのかによってその性質は大きく異なってきます。

私立高校への推薦は合格率も非常に高いものが一般的ですが、公立高校への推薦の場合は落ちることも多いもの。
もし、推薦入試に落ちたとしても、一般入試への出願が出来なくなるわけではないので、学校から推薦してもらえるのなら、挑戦してみるのもいいと思います。

自分の子供にはどんな学校があっているのか、またどんな入試方法が合っているのか。

学校の先生も交えてしっかりと相談して、対策を行うのが合格への近道と言えるかもしれません。