中学受験について

中学受験者の増加

子育てをしていく上で、「子育て 受験」というのは親にとっても大きなイベントになります。

もちろん受験するのは子供本人で、親にとっては「応援するしかないもの」ですが、基本の知識を抑えて、上手に応援できたらいいですよね。

中学を受験するということは、小学生のうちから本格的な受験勉強をスタートさせる、ということになります。

「まだちょっと早いのでは?」と思う親御さんも多いかもしれませんが、現実は首都圏などでの中学受験者数は徐々に増えている傾向にあります。

首都圏では、30%近くの小学生が中学受験に挑戦し、私立中学への進学を希望しているそうです。
中学受験を本格的に目指すのなら、「私立中学全般、そして、志望校とする学校にどのような魅力があるのか」ということを親子でしっかりと確認しておくことが重要だと思います。

子供本人にとっても、それは受験への意識を高く持たせてくれるでしょうし、親にとっても「子供にとっていいことなんだ」と自信を持てるように思います。

中学受験をするメリット

中学受験をするメリットとしてよく挙げられるのが、その後6年間の中高一貫教育を受けられる、という点です。
中学校と高校で3年ずつ、とカリキュラムを分けるよりも、より深く多角的な勉強法で学習を進めていけるように工夫をしている学校も多いです。

また、6年間あるということで、落ち着いていろいろなことにじっくりと取り組めることも魅力になりますね。

また、具体的な数字であげると、中高一貫教育を受けた場合の大学進学率の高さが挙げられるでしょう。

早い段階から「自分の将来について意識する」いいきっかけになるとも言えると思います。

また、受験という狭き門を突破してくる子供が集まる場所となるので、「いじめ」などが少ないというデータもあるようです。

ある程度「競争社会」に慣れている子供が多い、勉強や部活などに真剣に取り組むことが多く、いじめをしている暇がない。
また学校側もそういった場合に「退学」という手段も持って対処することもあるなど。
いじめが少なくなるような環境があるようです。

もちろんすべての学校に当てはまるわけではないでしょうが、親としては安心材料のひとつとなるかもしれませんね。

志望校について考える

具体的に中学受験を検討し始めたら、まずは志望校について考えましょう。
私立中学を受験するのか、公立の中高一貫校を受験するのか。

そしてどこの学校を志望するのかです。
通うのは子供本人ですが、学費を払うのは親なので、親子で一緒に考えられたらいいですね。

目指す目標が決まったら、合格できるよう、努力を始めましょう。

中学受験の試験科目は、国語・算数の2科目、もしくは、国語・算数・理科・社会の4科目であることが多いです。

志望校が決まったら、自分が勉強しなくてはならない科目も、自然と絞られてきます。
中学校の受験を推し進めていくためには、塾などでの勉強も気になるところです。

大手の進学塾などでは、4年生ごろから中学受験対策コースが開始されるところも多いようです。

自分の子供にあった勉強スタイルを見つけ、上手に利用できるといいですね。