保育園のこと

保育園に通わせる

子育てママが仕事に復帰しようと思ったときに、お世話になることが多い場所が保育園です。
保育園とはその名のとおり、親に代わって子供を「保育」してくれるところです。
親が子供のお世話を出来ない場合は、共働きの場合や、そのほか産前産後、同居する家族の介護などが挙げられます。
こうした場合、保育園への入所要件を満たしていると言えます。

主に0歳児から小学校入学前の子供の保育を行う場所で、基本的に「家庭養育の補完」を行うところです。
育児休暇を終えて、お仕事に復帰しようと考え、子供を保育園に入れたい!
と思ったら、早めに行動に移すことが大切なポイントとなると思います。
今、待機児童なども多い状況がありますからね。

待機児童の問題とは

待機児童と言うのは、保育園にすぐに入ることができず、待っている子供のことです。
保育園でお世話できる子供の数は決まっているので、卒園したり、転園、退園したりする子供が出るのを待つ、ということになります。

これらはいつ空きが出るのかわからないことも多いので、待機児童となる場合には、
認可外の保育園を探すことも検討しなくてはなりません。
職場復帰が確実という方は、早めに役所へ行って、一度、地域の保育園の状況を聞いておくといいと思います。

地域によって大きな違いがあるのが現状ですから。
保育園への入園を具体的に検討し始めたら、面倒でも、候補の園に見学に行くのがいいと思います。

条件的なものがどれだけ自分に合っていたとしても、園の雰囲気というものは、やはり現場でないとわかりません。
実際に通うことになれば、子供が一日のうち長い時間を過ごすことになる場所です。

見学のチェックポイント

見学の際は、先生の対応や、日常の保育の様子、そして通っている子供たちが生き生きと過ごせているのか、などをチェックしましょう。
スムーズに園生活になじんでいくための基礎にもつながると思います。
保育園入園が決まったら、揃えなくてはならないグッズも多くあります。

それぞれの園で指定のリストが配られることとなりますが、袋物などは手作りしなくてはならないものだったり、サイズが細かく指定されているものなどもあります。
自分の職場復帰と重なると準備が大変という話も聞きます。

できれば事前に聞いておき、できるものだけでも用意しておければいいですね。

また、保育園は集団生活の場となるので、お名前付けなども必須になります。
おむつ使用の場合、その紙おむつ1枚1枚にお名前を記入しなくてはならない場合などもあるので、こちらの方も要チェックです。

保育料について

最後に、気になるのが保育料のことですが、公立の認可保育園の場合は、前年度の世帯収入から保育料が決定されます。
0円から7万円程度まで幅があります。
市役所などで聞いてみると、自分の場合に合わせた保育料の目安を教えてもらえることと思います。

認可外保育園の場合は、
その人の所得に関してはまったくなく保育料が設定されています。
0歳代の場合、基本料金だけで6~8万円程度かかることも。
その他給食費や、延長料金などもかかってきますし、もう少し多めに見ておいた方が良さそうです。

ただ、年齢があがるにつれて保育料は減っていきます。
いろいろなことを考慮して、いつからお仕事を始めるのか、考えてみるのもいいですね。

保育料が多少高くても、預けて仕事に復帰することで、仕事を維持できるのであれば、子育て、受験期以降の出費が多い時期にも安心、といった考え方もあると思います。