幼稚園のこと

幼稚園に通わせる

子供の教育機関の始まりともいえる「幼稚園」。

保育園と同じようなものという意識が大きいですが、幼稚園は学校教育法で定められている「学校」にあたる施設です。
幼児の保育が基本にあるのはもちろんですが、その上で、様々な環境を与え、発達を促す場と言えると思います。

義務教育ではないので、必ず通わなくてはならない場所というわけではないのですが、現在、小学校入学前の時期に、幼稚園や保育園で集団生活の基礎を学んでいる子供はとても多いです。

幼稚園と保育園の違い

幼稚園と保育園との違いは、入園できる年齢にも違いがあります。
保育園は0歳代からでも入所可能であるところがあるのに対し、幼稚園は満三歳から入園可能となります。

子供の教育は、幼稚園のあとも小学校・中学校、そして子育て受験などと、ずっと続いていくわけですが、幼稚園選びは、その第一歩と言えるでしょう。

実際に、いくつもの園を見て回り、自分の子供に合った幼稚園を積極的に選ぶという親御さんも多いです。
今幼稚園にも様々な特色を持った園が多くあります。
インターナショナルに英語や中国語を日常保育に取り入れている園や、独自の教育方針を持っている園。

その他にも、お勉強に重点を置いた保育を行う幼稚園があったり、遊びの中で社会性を身につけるといったことに重点を置いた園もあります。

また、先生がしっかりと子供を管理する雰囲気なのか、子供の自主性を大切にあする雰囲気なのか、でも、ずいぶんと幼稚園の雰囲気というものは変わってきます。

「正課授業に体育、水泳、英語、絵画を取り入れています★」
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こういう魅力的な教育内容があると私もいいな~って思いましたね。

幼稚園の選び方

幼稚園選びで大事なのは、子供に合った園を選ぶということです。
子供にとって幼稚園とは、生まれて初めて体験する「社会」になることが多いと思います。

どんな雰囲気で、どんな先生の元でだったら、子供が一番生き生きと過ごすことができるのか。
できれば一緒に見学に行って、体験してみるのがいいと思います。
未就園の子供向けのイベントもいろいろと行っている園がほとんどですし、園庭開放日に遊びに行くのもいいですね。

一つだけにとどまらず、いくつかのイベントに参加してみると、子供にどこが合っているのか、自然に分かってくるのでは、と思います。

子供の希望を踏まえたうえで、園バスでの送迎や給食、そして預かり保育などを行っている幼稚園もあるので、そうした「親の希望」も考えてみるといいと思います。
優先順位を決めて考えると、迷いすぎることもないでしょう。

保育料について

さて、気になる幼稚園にかかる費用ですが、公立幼稚園か私立幼稚園かでずいぶんと違ってきます。
一般的に、公立だと月額の保育料が5000円から1万5000円前後と言われています。
私立幼稚園の場合は2万円から3万円程度が多いようです。
私立の幼稚園だと公立の3倍程度の保育料がかかる計算となります。

ですが、私立幼稚園に子供を通わせる場合に、補助金が自治体から出ることもあるので、そうしたものを利用できれば、かなり安く通える場合もあります。

幼稚園は、義務教育ではないので、待っていても誰も入園のご案内を持ってきてはくれません。
自分で調べ、興味を持った園に出向いてみるというのが大切なポイントとなります。
住んでいる地域の補助などについても、調べておくといい幼稚園選びができそうですね。