子どもが病気にならないために
子どもが小さいと特に気がかりなことは、病気にならないかとその対策ではないでしょうか。
仕事をしているため、両親が休めないという事情がある家庭においてはなおさらですね。
そこで、気をつけたい病気について紹介していきますので参考にしてください。
気をつけたい病気
まずは、新生児の黄疸についてです。
これは血液中のビリルビンが増えることで起こります。
症状として、体や目の周りが黄色くなることです。
新生児のこうした黄疸の多くは特別な治療を必要としません。
さらに、気をつけておきたいのは、水疱瘡、手足口病、りんご病、はしか、おたふく風邪、肺炎球菌といった病気ではないでしょうか。
予防対策として、予防接種があります。
市町村でもこうした病気に対する予防接種が無料で行われていますし、その月齢に達したら、受けておくことをおすすめします。
予防接種として、B型肝炎、破傷風、ポリオなどさまざまなものがあり、市町村でそのスケジュールも明記してありますので、ぜひ参考になさってください。
また肺炎球菌のように以前は必須ではなく、個人の意志によって受けるかどうかを決めれるものもあり、親の負担で受けたほうがよいとされております。
さらに日本脳炎やはしかなどの予防接種もあり、その年齢に達したら受けておくことをおすすめします。
子どもを守るための予防接種
こうした病気は予防接種で免疫をつけておくことで予防ができるため、定期的な予防接種を行うことで、病気への抵抗性を身につけることができるのです。
さてこれらの病気以外にも気をつけておきたいのは、インフルエンザではないでしょうか。
近年大流行し子供に感染すると高熱が続いたりといった症状が出てしまうのです。
こうした予防対策としても、予防接種が有効とされています。
またこまめに手洗いやうがいをする、外から帰宅したら、手洗いを行うなども予防対策として有効です。
乳幼児の突然死
そして怖い病気として、乳幼児突然死症候群というものがあります。
この病気は何の前触れもなく、主に1歳児未満の子供に突然死をもたらすという病気です。
1歳児未満の死の原因の第3位を占めており、怖い病気ではないでしょうか。
原因は不明とされており、先天的、後天的な呼吸器の疾患ではないかとされているにとどまっています。
このような病気以外にも嘔吐下痢、ノロウイルスといった病気もあります。
これらの症状は嘔吐下痢の場合、嘔吐から始まり下痢を繰り返すといった症状が見られるのです。
予防法として不衛生なもの汚物などの処理には気をつけること、手洗い消毒などが挙げられます。
またノロウイルスの場合も次亜塩素酸での消毒が有効な手段です。