幼稚園の選び方

幼稚園のタイプはその園によってさまざま

幼稚園選びに頭を抱える人も多いのではないでしょうか。
近所にそこしかないということであれば、必然的に通う幼稚園が決まってしまいますが、バス通学ができる幼稚園も増えているので、選択肢が広いという人もいらっしゃることでしょう。

幼稚園選びは、家庭のライフスタイルなどによっても変わってきますし、幼稚園の方針などによっても教育方針が違ってきますので、下調べをしっかりと行い、後悔のない幼稚園選びをしたいものです。

例えば、共働きの家庭であれば、基本は保育園に入園させるかと思いますが、保育園と幼稚園では、管理している管轄が厚生労働省と文部科学省という違いもあることから、教育方針などがまったく違います。
また保育園に空きがないということもありますので、共働きの家庭でも幼稚園に通わせるという人は少なくありません。

幼稚園には「預かり保育」というシステムを導入しているところがあり、夕方から夜まで幼稚園が終わった後も子どもを見ていてくれるところがありますが、
預かり保育は幼稚園によってあるところとないところがありますので、預かり保育のない幼稚園で共働きの家庭がやっていくのはかなり厳しいです。
預かり保育のあるなしは、幼稚園選びに大きく影響してくると思います。

また預かり保育の料金も幼稚園によってかなり違いがあり、タダ同然というところもあれば、かなり高めの料金設定をしているところもあります。
また幼稚園の教育費なども園によって異なりますので、金銭面も幼稚園選びにはとても重要です。

自由すぎても厳しすぎてもよくない

また、幼稚園は運営者によって雰囲気がかなり違います。
例えば、いとこ同士が同い年で同じ幼稚園に通う場合、いとこや双子においてはクラスを一緒にすることはしない幼稚園もあれば、一緒にしてしまう幼稚園もあります。

該当の子供は、気心しれた家族が同じクラスならうれしいですが、こうしたクラス編成だと、引っ越してきて友達が誰もいないような子が入園したときにはなじむまでにかなりの時間がかかってしまいますし、場合によってはなじめない可能性もあります。

こうした運営方針については、説明会でしっかりと確認しておくことが大切です。
あまり個人的な感覚で運営している幼稚園は、人によっては困ることもあると思われますのでよく検討してから入園を決定してください。

しかし逆に、子どもの個性をなくしてしまうほど集団行動を重視する幼稚園も、よい園とはいえません。
子どもの作った工作を、周りの園児と同じ雰囲気に訂正させるような園は、子どもの個性を殺してしまう可能性もありますので、ライフスタイルに合っていて、バランスのとれた幼稚園が無難ではないかと思われます。